東海地方 この先は寒気の影響を受けにくく 高温傾向 積雪の多い地域は雪解け進む
強烈な寒気の影響は解消し、今週の東海地方は穏やかなスタートとなりました。この先、寒気の影響を受けにくく、2月はこの時期としては比較的暖かくなりそうです。昼間は春のような暖かさの日もあるため、服装に気をつけながらお過ごしください。
●【名古屋】今冬の気温推移
今冬の日ごとの平均気温推移は、名古屋を代表すると気温の変動が大きく、暖かい日が多かったものの時折り強い寒気の影響を受けたりしました。平野部にも雪雲がたびたび流れ込み、名古屋の雪日数は12月は4日(平年2.8日)で平年を上回り、1月(28日まで)は5日(平年5.4日)とほぼ平年並みで推移しています。
月平均気温は、12月は8.4℃と平年より1.2℃高くなりました。1月も上旬は6.7℃(平年差プラス1.7℃)、中旬も5.8℃(平年差プラス0.9℃)で推移し、高温傾向が続いています。
●向こう1か月の平均気温・降水量・日照時間 2月のスタートは比較的暖か
この先、寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の平均気温は高くなるでしょう。期間の前半は気温がかなり高く、先週のような強い寒気の南下はない見込みです。2月上旬は、この時期としては比較的暖かな日が多いでしょう。平野部では春のような暖かさとなる所もあり、日差しにホッとできそうです。昼間は上着がいらない日もあるため、服装指数などを参考にお過ごしください。また、岐阜県山間部ではしばらく大雪の心配はありませんが、積雪の多い地域では雪解けが進むため融雪災害に注意が必要です。
また、2月上旬は、低気圧や前線の影響を受けやすく、数日の周期で天気が変わる見込みです。向こう1か月の降水量は平年並か多く、日照時間は平年並か少なくなりそうです。