今日5日 金沢市など3月並みの気温 7日は真冬の寒さ 被災地は寒さに備えを
今日5日は、全国的にこの時期としては暖かい空気に覆われ、正午までの最高気温は九州~東北南部まで10℃超。金沢市は13.1℃まで上がり、3月下旬並みです。7日は強い寒気が南下し、全国的に真冬の寒さに。地震の被災地はできる限り、寒さへの備えを行ってください。
●広く穏やかな晴天 3月並みの所も
今日5日は、高気圧に覆われている沖縄、九州から東北南部にかけて、広く穏やかに晴れています。
一方、低気圧や前線が近づいている北海道や東北北部は雪や雨が降っています。
この時期としては暖かな空気に覆われ、正午までの最高気温は九州から東北南部まで広い範囲で10℃以上となっています。
地震の揺れが強かった金沢市は、正午までに13.1℃まで上がり、3月下旬並みの暖かさです。
東京都心は11.8℃と、まだ少し空気が冷たいですが、昨日4日に比べると強い風がおさまり、日差しにぬくもりを感じられます。
●強烈寒気が南下 7日~全国的に厳しい寒さ
明日6日は二十四節気の「小寒」。寒さが厳しくなる頃で「寒の入り」です。
ちょうど暦に合わせるかのように、明日6日は今日より気温が下がり、明後日7日には日本列島は冷たい空気に覆われ、全国的に真冬の寒さとなるでしょう。
石川県輪島市や金沢市など地震の被災地でも7日と8日は日中も5℃を下回る見込みで、停電中の避難場所などでじっとしているには、体に堪える寒さとなるでしょう。できる限り、寒さへの備えを行ってください。
●朝晩一層冷え込む 避難場所での低体温症に注意
7日夜から一段と冷え込みが厳しくなるでしょう。停電が続く所では、酷な冷え込みの中での避難生活となります。
避難所などで、十分に暖房が使えない場合には、低体温症のリスクが高まります。できる限り、重ね着などで暖かい服装を心がけて、上着の中に新聞紙やアルミホイルを詰めるなどが低体温症を防ぐ対策となります。
身体を寄せ合って、暖かい飲み物を口にするなど、できることを行ってください。