道路の気象影響予測 4日仕事始め~6日三連休初日「影響の可能性が大」の所も
道路の気象影響予測を見ますと、4日(木)は、西・東日本で影響の可能性が大きくなる所がありそうです。5日(金)午後~三連休初日の6日(土)は、北日本で雪や雨が降り、風が強まるでしょう。運転する際は、十分お気をつけください。
●各地の「道路の気象影響予測」
4日(木)は、仕事始めという方も大勢いらっしゃると思います。ただ、西日本や東日本では、車を運転する際は、気象による道路への影響が大きくなる所もありそうです。
「道路の気象影響予測」を見ますと、四国では、未明まで雨や雷雨となり、標高の高い所では雪に変わるでしょう。そのため、香川県を中心に、明け方まで影響がでる可能性が高くなっています。
一方、近畿~関東甲信でも、標高の高い所では、雪の降る所があるでしょう。そのため、近畿は京都府を中心に朝~昼前、東海は三重県を中心に昼過ぎ~夕方、関東甲信は栃木県や長野県を中心に朝~夕方の時間帯に、道路に影響がでる可能性が高くなりそうです。路面の凍結など、注意が必要です。
仕事始めで車でお出かけの方は、時間に余裕を持った行動を、心がけてください。
5日(金)になると、今度は北日本で雪や雨が降り、6日(土)も北海道を中心に、雪や風が強まるでしょう。そのため、5日(金)午後からは、東北や北海道で、道路に影響がでる可能性が高まり、北海道では、三連休初日の6日(土)も影響が長引く可能性があります。車でお出かけの方は、安全運転を心がけるのはもちろん、普段から雪道運転のグッズを準備しておいてください。
尚、北陸方面の道路は、1日(月)からの地震の影響で通行止めが相次いでいますので、最新の道路情報等をご確認ください。
●雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。