31日の大晦日~元日頃にかけては、低気圧が発達しながら本州付近を進むでしょう。その後は、一時的に冬型の気圧配置が強まり、北陸上空約1500メートルには北陸の平地で広く降雪の目安となるマイナス9度以下の寒気が南下する可能性があります。年越しの天気については、予測が前後にずれたり、寒気の南下の程度にはまだ幅があります。常に最新の予報を確認するようにしてください。

●元日頃は一時的に冬型が強まる 平地でも広く降雪 中部山岳は猛吹雪も

31日の大晦日は、低気圧が日本海や本州南岸を発達しながら進む見込みです。北陸地方には暖かい空気が流れ込み、広い範囲で雨が降るでしょう。雨量が多くなることもあり、標高1000メートル付近でも雪ではなく雨が降る見込みです。積雪の多い所では雪崩に注意が必要です。

1日の元日は、上図の予想通りの寒気が南下すれば、平地でも広く降雪となるでしょう。荒れた天気となる可能性もあり、中部山岳の標高3000メートル付近では、元日にかけて猛吹雪となりそうです。この方面に、登山を計画されている方は、事前の予報確認等を念入りに行い、慎重な判断をするようにしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士