明日(15日)の中国地方は暖かい空気が流れ込むため、最高気温は20度を超える所が多くなる見込みです。日中は山陰を中心に気温が上がり、12月としては記録的な高温になる所があるでしょう。ただ来週は強い寒気が南下する見込みです。気温がこれまでと比べて大きく下がり厳しい寒さになるでしょう。また山地を中心に積雪のおそれがあります。

●日曜日(17日)から厳しい寒さと雪に注意

15日(金)と16日(土)は雨が降るでしょう。朝の冷え込みはなく、日中の最高気温はこの時季にしては大幅に高い見込みです。

17日(日)は山陰や山陽北部では平地も含めて雪が降り、積雪のおそれがあります。山陽南部も山沿いを中心に雪が降り、雪の積もる所があるでしょう。これまでの暖かさが一転してこの冬になって一番の寒さになるでしょう。
また山陰を中心に風が強まる見込みです。

18日(月)は雪のやむ時間が次第に多くなり、山陽南部では晴れ間が出ますが、19日(火)は全般に雨が降り、山地では雪が降る可能性があります。気温は平年より低く真冬の寒さが続きそうです。

20日(水)と21日(木)は西日本を中心に強い寒気が流れ込み、荒れた天気になる見込みです。山陰や山陽北部は雪、山陽南部も山沿いを中心に雪が降るでしょう。
山地ではさらに積雪が増える見込みです。また平地も夜間を中心に積雪のおそれがあります。普段雪が積もらない所でも積雪のおそれがありますので、今後も最新の気象情報を確認してください。
気温は厳しい寒さになる17日(日)よりさらに低くなり、かなり寒くなりそうです。

●寒波襲来の前に　寒さと積雪への備え

・融雪剤やスコップなど除雪用具の確認、準備をしてください。直前に準備しようとすると、手に入らないこともあります。
・積雪による停電などで電気やガスの暖房が使えなくなった場合に備えて、カイロや湯たんぽ、灯油ストーブなど防寒グッズを用意しておきましょう。
また停電時にも情報が得られるように、電池式のラジオやモバイルバッテリーなどがあると安心です。

情報提供元： tenki.jp日直予報士