18日(土)は大荒れの天気 西日本の道路や交通に影響の恐れ 予定の変更も視野に
これから週末にかけて、西日本では次第に風が強まり、18日(土)を中心に西風が吹き荒れるでしょう。道路や交通機関に影響の出る恐れがあり、今後の最新情報に注意が必要です。
●週末は西風強まる 沿岸部を中心に非常に強い風が吹く恐れ
18日(土)は、上空に強い寒気を伴う低気圧が日本海で発達する見込みです。このため、西日本では関西をはじめとする各地で風が強まり、日本海や瀬戸内海、大阪湾周辺など、沿岸部を中心に非常に強い西風が吹くでしょう。
あす17日から道路や交通機関への影響が出始める恐れがあり、18日は大阪と神戸で影響が出る可能性がかなり高くなっています。南北方向にかかる橋や沿岸部に面した道路(明石海峡大橋や瀬戸大橋、阪神高速4号湾岸線、5号湾岸線など)は、特に注意が必要です。予定の変更も視野に入れるなど、安全にお過ごしください。
●非常に強い風って どんな風?
非常に強い風とは、平均風速が20m/s以上30m/s未満の風を表しています。時速だと、およそ70km~110kmで、高速道路の自動車並みの速さです。これは、何かにつかまっていないと立っていられないような風で、車は通常の速さで運転するのが困難になります。このような風が吹くと、屋根瓦や看板が落下したり、飛散したりする恐れもあります。(なお、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあります。)
飛来物によって負傷する可能性がありますので、屋外での活動は警戒が必要です。非常に強い風が予想される場合には、植木鉢など飛ばされやすい物は屋内にしまいましょう。