きょう13日、九州は冬型の気圧配置が強まり、冷たい季節風が吹き初冬並みの寒さでしょう。暖かい服装でお過ごしください。あす14日朝は厳しい冷え込みとなり、九州の山間部は氷点下になるところがあります。また、内陸部も早霜のおそれがありますので、農作物の管理にご注意ください。

●きょう13日 12月上旬並みの寒さ

きょう13日、九州付近は冬型の気圧配置が強まり、午前中は九州北部の上空1500m付近には約-5度とこの時季としては強い寒気が流れ込む見込みです。

寒気の筋状の雲が東シナ海や対馬海峡、日本海に発生し、九州の沿岸はしぐれているところがあります。山口県付近に広がっている雨雲が北よりの風に乗って一部が福岡県などに流れ込む可能性があります。
九州は晴れたり曇ったりで、九州北部は夕方までしぐれたり雷を伴うところがあるでしょう。急な雨や落雷にご注意ください。

日中の最高気温は、九州北部は14度前後、九州南部は16度前後と、12月上旬並みでしょう。沿岸部を中心に季節風が強く吹き、体感的には気温以上に寒く感じられそうです。おでかけの際は、厚手の上着やダウンなど風を通しにくい服装がよいでしょう。
海上は波が高いところが多く、対馬海峡沿岸はうねりを伴い初めしけるところがありますので、強風や高波に注意が必要です。

●あす14日朝 内陸部は早霜に注意

あす14日朝は、冬型の気圧配置が次第に緩み、おだやかに晴れるため、放射冷却現象が強まり厳しい冷え込みになる見込みです。あす14日の最低気温は、九州の山間部で今シーズン初めて0度を下回り、冬日になるところがある見込みです。また、内陸部でも最低気温が3度以下となり霜が降りるおそれがあります。農作物の管理にご注意下さい。日中は寒さが和らぐでしょう。

15日(水)は高気圧に覆われておだやかに晴れますが、16日(木)は前線の通過で、午後は次第に雨が降る見込みです。前線通過後、17日(金)から18日(土)は新たに寒気が流れ込み、再び気温が下がる見込みです。

この先、天気は短い周期で変わり、気温の変化も大きくなります。体調管理に気をつけてお過ごしください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士