きょう10日、九州は前線の通過に伴い、夕方にかけて雨が降るでしょう。前線通過後は気温が下がり、来週初めにかけてこの時季としては強い寒気が流れ込む見込みです。早くも冬の寒さが訪れますので、冬支度を進めておきましょう。

●10日 まとまった雨

きょう10日、九州は前線が九州南部付近を通過し、また対馬海峡から九州北部を寒冷前線が通過するでしょう。九州北部は夕方まで雨が降りやすく雷を伴う所がある見込みです。九州南部は昼過ぎまで雨で、種子島・屋久島地方や奄美地方は昼前まで局地的に激しい雨が降るおそれがあります。

雨の後は次第に冷たい空気が流れ込み、気温が下がってきますので、服装にお気をつけください。

また、沿岸海上は北よりの風が強くなり、波が高くなるところが多いですので、強雨や高波に注意が必要です。

●来週初めは早くも冬の寒さ

あす11日は大陸から高気圧が張り出すでしょう。12日(日)から13日(月)は低気圧が発達しながら日本の東へ進むため西高東低の冬型の気圧配置となり、九州の上空にはこの時季としては強い寒気が流れ込む見込みです。週末から来週初めは晴れるところが多いですが、13日(月)は福岡県など九州北岸はしぐれる可能性があります。また、次第に北風が冷たくなり、来週初めは最高気温が15度に届かないところがあるなど12月上旬並みの寒さになる見込みです。

早くも冬の寒さが訪れますので、冬物の衣類や暖房器具の準備など冬支度を進めておきましょう。

来週中頃は冬型の気圧配置はゆるみますが、16日(木)の雨の後はまた気温が下がる見込みです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士