名古屋市(千種区)では、きょう29日も真夏日となり、年間の真夏日日数の過去最多を更新しました。この土日も厳しい残暑となりますが、来週はようやく暑さが一段落するでしょう。

●【名古屋】年間の真夏日日数 過去最多を更新

名古屋市(千種区)では、きょう29日15時までの最高気温が32.7℃を観測しています。きょう29日を入れて、名古屋市(千種区)の年間真夏日日数は92日となり、きのう28日に続き過去最多を更新しました。
また、愛知県豊田市と岐阜県美濃市で33.3℃(全国2位)、愛知県蒲郡市と三重県桑名市で33.2℃(全国4位)などで、きょう29日の東海地方は全国的に見ても気温が高く、季節外れの暑さとなりました。

●「中秋の名月」今夜の天気は?

きょう29日の東海地方は、広くスッキリとした秋晴れとなりました。今夜も、引き続き晴れる所が多く、輝く「中秋の名月」を見られるでしょう。ただ、静岡県では、局地的な前線が停滞しているため今夜も雲が多くなりそうです。沿岸の地域を中心に、雲の隙間から見るチャンスはあるでしょう。

●土日の天気は? 来週は暑さが収まる

〈30日(土)〉
あす30日は天気は下り坂で、西から気圧の谷が近づき、東海地方を通過する見込みです。午前中は広く晴れますが、午後は西から雲が広がってくるでしょう。名古屋市内でも昼過ぎから次第に雲が多くなって、夕方からは曇り空となりそうです。夜は広く雨となりますが、降っている時間は短く大雨の心配はないでしょう。
〈10月1日(日)〉
10月1日(日)は気圧の谷の影響が昼頃まで残りますが、午後は広く日差しが戻る見込みです。
来週は、次第に暑さは落ち着きますが、朝晩との気温差が非常に大きくなります。週末に秋支度を更に進めておくとよさそうです。

●気温と服装の目安

岐阜県の標高の高い所などでは、来週から最低気温が一桁まで下がる日もありそうです。薄手のコートが必要になってくるでしょう。名古屋など市街地でも、朝晩は「長袖シャツ」や「カーディガン」が必要となる日もありそうです。その日の気温に合わせた服装を心がけて、体調を崩さないよう気をつけてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士