全国週間 あす25日も秋晴れ続く 朝晩との気温差大 26日から夏の暑さに逆戻り
あす25日(月)も朝から青空が広がり、秋晴れの続く所が多いでしょう。日中も湿度が低めで、爽やかな陽気です。ただ、あさって26日(火)から夏の暑さに逆戻りするでしょう。こまめに水分をとるなど、しっかりとした熱中症が必要です。
●あす25日(月) 秋晴れ続く 朝晩と昼間の気温差に注意
きょう24日(日)は、全国的に爽やかな秋晴れになり、行楽日和になりました。最小湿度は長崎県雲仙岳で17%、広島県広島市で25%など、乾いた空気に包まれました。
あす25日(月)も、本州付近は移動性の高気圧に覆われて、広い範囲で秋晴れが続くでしょう。ただ、九州や中国、四国では、午後は南から湿った空気が流れ込むため、にわか雨や雷雨の所がありそうです。
朝は北海道の市街地でも10℃を下回る所があり、羽織る物が必要です。東京都心でも19℃の予想で、けさと同じくらい。空気がヒンヤリするため、長袖シャツやカーディガンなどがあると良さそうです。
日中は日差しとともにグンと気温が上がり、北海道は23℃前後と快適な陽気。東北や関東は27℃前後で、きょうと同じくらいでしょう。東海や北陸から九州では30℃以上の真夏日の所が多くなりそうです。まだ湿度が低めなので、カラッとした暑さ、日中は半袖で過ごせるくらいでしょう。
ただ、朝晩と昼間の気温差が大きくなる所もありますので、服装でうまく調節してください。
●あさって26日(火) 夏の暑さに逆戻り
秋晴れは束の間です。
あさって26日(火)からは、高気圧は東へ遠ざかり、西から秋雨前線がのびてくるでしょう。28日(木)にかけて、本州付近をゆっくりと通過。
夏の空気と秋の空気がせめぎ合う前線付近では雨雲が発達しやすいでしょう。東北を中心に、ザッと雨の降り方が強まることもありそうです。
九州から関東は前線の南側に入るため、夏の空気に覆われるでしょう。湿度が高く、ムシムシとした夏の暑さに逆戻りしそうです。室内ではエアコンを適切に使うなど、無理のないよう、お過ごしください。
●熱中症を引き起こす条件
9月も最終週に入りますが、熱中症対策がまだ必要です。
あす25日(月)までは湿度が低めですが、あさって26日(火)からは湿度も高く、気温もさらに高くなる所があるでしょう。熱中症にかかりやすい条件が増えることになります。
特に、屋外で長い時間、作業される方や、激しい運動をされる方などは、熱中症に注意が必要です。こまめな水分補給を心がけ、休憩も時間を決めて、こまめにとってください。
また、高齢者や小さなお子さんは、周りの方が声をかけてあげましょう。