北海道の日本海側で滝のような雨 大雨のピークが過ぎても土砂災害などに注意
きょう18日・敬老の日、北海道では未明から雨脚が強まり、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降った所もあります。大雨のピークが過ぎても、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水にご注意ください。
●局地的に非常に激しい雨
きょう18日・敬老の日は、日本海から北海道付近に前線がのび、低気圧が北海道付近を通過するでしょう。北海道では未明から雨脚が強まり、大雨になった所があります。
1時間降水量は、岩見沢市栗沢で57.0ミリ(午前4時39分まで)と、滝のような非常に激しい雨。せたな町では47.0ミリ(午前0時55分まで)、石狩市浜益で44.0ミリ(午前2時31分まで)、旭川市郊外の江丹別で43.0ミリ(午前3時19分まで)と激しい雨が降りました。
岩見沢栗沢は1976年の統計開始以来、江丹別では1977年の統計開始以来、最多の1時間降水量を観測しました。
●夜にかけて 所々で雨や雷雨
日本海側は大雨のピークは越えましたが、オホーツク海側は、午前9時頃までは雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害や道路の冠水などに、十分注意が必要です。
日中から夜にかけても、オホーツク海側を中心に雨が降り、局地的にはザッと強い雨が降るでしょう。落雷や突風が吹くおそれもあるため、空模様の変化にお気をつけください。