きょう11日、九州は上空の強い寒気と湿った空気の影響で、大気の状態が不安定です。午後を中心に雷を伴い局地的に激しい雨が降るでしょう。急な激しい雨や落雷、突風、ひょうにご注意下さい。また、今週は九州の北に秋雨前線がのびてくるため、不安定な天気と蒸し暑い日が多くなる見込みです。

●午後は天気の急な変化に注意

きょう11日、九州の上空5800m付近には氷点下7度前後の寒気が居座るでしょう。湿った空気も流れ込み、大気の状態が不安定です。昼前から雨雲が発生し始めており、午後にかけて山沿いを中心に雨雲が発達しやすくなるでしょう。きょうは大変変わりやすい天気です。発達した積乱雲の下では、急な激しい雨や落雷、突風、ひょうにご注意下さい。

けさも比較的涼しい朝になりましたが、九州の最高気温は30度から32度ぐらいと、日中はまだ残暑が続くでしょう。

●今週は秋雨前線現れ、次第に南下

あす12日以降、九州の上空に流れ込む寒気は次第に弱まりますが、今週中頃から秋雨前線が九州の北にのびてくる見込みです。このため、九州付近は湿った空気の流れ込みが強まり、不安定な天気が多くなるでしょう。特に、16日(土)からの三連休は秋雨前線が九州付近へ南下してくるため、広い範囲で雨が降る見込みです。

また、このところ朝晩は気温が下がり秋らしくなっていますが、週の後半にかけて蒸し暑さが戻り、再び熱帯夜が現れる所がありそうです。体調管理に気をつけてお過ごし下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士