北海道では、札幌などこの土日が小学校の夏休み最後の週末という所があります。この週末は、土曜日は天気の大きな崩れはない見込みです。日曜日は変わりやすい天気となりますので、行楽などの外出の際は雨具を持ったほうがよさそうです。

●土曜日の天気 日中は日差しがありそう。

明日(19日)土曜日は、はじめ北海道付近には千島方面に中心を持つ高気圧が張り出しますが、しだいに北海道から離れ、日本海からは低気圧を含む気圧の谷が近づきます。夜には渡島半島付近に進むでしょう。

明日は、オホーツク海側はよく晴れて強い日ざしが降り注ぐでしょう。強い風もなく穏やかに経過し、行楽日和となりそうです。その他の地方は朝晩は雲が広がりやすいですが、日中は晴れ間がある見込みです。傘のマークがついていますが、函館は朝晩に、その他も雨の降り出しは夜の所が多く日中はなんとか天気はもちそうです。

●日曜日の天気 大気の状態は不安定。

明後日(20日)日曜日は、低気圧を含む気圧の谷の中となります。この低気圧は発達することはありませんが、日中にかけて北海道付近を通過するでしょう。暖かく湿った空気が入りやすいため大気の状態はやや不安定となる見込みです。

明後日も全般に雲に覆われますが、雨は朝までの所が多く日中は日差しがありそうです。ただし、午後は山沿いなどを中心ににわか雨となる可能性がありますので、行楽などの外出の際は雨具があるとよさそうです。

二日間とも暖かく湿った空気が入りやすい気圧配置は続きます。このため最高気温は内陸では30度前後まで上がり、湿度も高いため蒸し暑い状態が続くでしょう。熱中症対策はもちろん、外出の際の食品は保冷材を利用するなど食品の管理にも十分注意してください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士