びわ湖大花火大会が4年ぶりに復活 観賞にはレインウェアと熱中症対策グッズを
きょう8日の近畿地方は、台風の影響を受けやすい南部では断続的に雨が降りますが、中部と北部では晴れ間の出る所が多いでしょう。滋賀県では、今夜は4年ぶりに「びわ湖大花火大会」が復活します。約1万発の花火が夜空を彩ります。
●台風6号の間接的な影響を受けやすい 急な強い雨や落雷、熱中症に注意
滋賀県大津市では、天気の大きな崩れは予想されていませんが、台風6号由来の暖かく湿った空気が流れ込んでいます。今夜にかけても雲が広がりやすく、にわか雨の可能性があります。雷を伴って雨脚が強まる恐れがありますので、急な強い雨や落雷、突風に注意が必要です。
なお、下記公式サイトによると、傘の使用は禁止されています。観賞にはレインウェアなどをお持ちください。
びわ湖大花火大会公式サイト
ただ、レインウェアを着用すると体に熱がこもりやすくなり、熱中症のリスクが高まることが考えられます。ペットボトルや冷却グッズなどで体を冷やすことも忘れないでください。
●あると便利 熱中症対策グッズ
夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。