東京都心では雷雨 ゲリラ豪雨と落雷には注意
きょう1日の正午ごろからは東京都心でも雨雲がかかり、局地的に激しい強い雨や雷雨となっています。雷が鳴り、落雷の恐れもありますので、丈夫な建物などに避難するようにしましょう。
●落雷に注意
関東地方は大気の状態が非常に不安定になっています。正午ごろからは東京都心でも雷雲がかかり始め、局地的に激しい雨や雷雨となっています。関東周辺でも同様に、雷雲があちらこちらに発生しています。
今夜にかけて、大気の非常に不安定な状態が続きますので、急な非常に激しい雨や雷雨、ひょう、竜巻などの激しい突風に十分に注意してください。雷の恐れがある場合は丈夫な建物などに避難するようにしましょう。
●雷雲が近づくサイン その時どうする?
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
●雷が近づいたら 家の中でやるべきこと
雷雲が近づいた場合、家の中にいても、身を守るためにやっていただきたいことが2つあります。
1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。
2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、それを防ぐのは簡単です。コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。
雷の音が聞こえなくなっても、20分くらいは、むやみに外に出ないでください。