連日40℃目前 「危険な暑さ」はいつまで? 真夏日地点数は2012年以降最多に
きょう28日も猛烈な暑さが続き、群馬県伊勢崎市では39.4℃と40℃目前の危険な暑さとなりました。東京都心では、今月10回目の猛暑日となり、7月としての猛暑日日数を更新しました。この先一週間程度は危険な暑さが続きそうです。
●群馬県伊勢崎市で39.4℃ 真夏日地点数は2012年以降最多に
きょう(28日)も全国的に猛烈な暑さとなりました。午後4時までの最高気温は、群馬県伊勢崎市で39.4℃と、全国で最も高くなりました。また、兵庫県の西脇市でも39.0℃を観測しました。全国で気温が39℃以上となるのは4日連続で、危険な暑さが続いています。
そのほか、京都市で38.7℃、福島市で38.6℃、埼玉県熊谷市で38.5℃、前橋市で37.8℃、大阪市と名古屋市、奈良市で37.4℃を観測しました。きょう35℃以上の猛暑日となったのは、全国の観測地点の232地点で、全国で猛暑日地点が200を超えたのは3日連続です。
また、30℃以上の真夏日となったのは、全国の観測地点の約9割となる834地点で、2012年以降では最も多くなりました。
●東京都心は今月10回目の猛暑日
東京都心は、朝の通勤の時間から暑く、午前8時前には30℃に達し、その後もグングン気温が上がり、午後1時すぎには36.2℃を観測しました。
東京都心では5日連続の猛暑日となりました。また、今月10回目の猛暑日となり、7月としての猛暑日日数の最多を更新しました。(これまでの最多は2001年の7日)
●この先一週間 「危険な暑さ」続く
この先しばらく、日本付近は暖かい空気に覆われるため、猛烈な暑さが続く予想です。気象庁はきょう(28日)、「高温に関する気象情報」を発表しました。東北から九州北部では、8月4日ごろにかけて気温の高い状態が続くとして、熱中症への注意を呼び掛けています。
向こう一週間の予想最高気温は、東北から九州にかけて35℃以上の猛暑日が続くでしょう。名古屋では4日(金)は39℃の予想で、そのほか内陸部では40℃に達する日もありそうです。
また、北海道も連日、30℃以上の真夏日となりそうです。沖縄は、来週は台風や湿った空気の影響を受けて曇りや雨ですが、最高気温は30℃以上で蒸し暑いでしょう。
広い範囲で連日の猛暑となります。ペットボトルや水筒を持ち歩いてこまめに水分補給をする、無理をすることなく休憩をとる、また、室内でも我慢することなく冷房を使用するなどして、熱中症にならないようにお過ごしください。