北海道の1か月予報 長くて暑い夏に 熱中症や食中毒などに注意
向こう1か月は、気温が平年より高く、かなり高い日もあるため、熱中症や食中毒などに注意が必要です。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。
●1週目(7月22日~7月28日) 特に子供は熱中症になりやすい
今日(20日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。明日(21日)から23日は晴れる所が多い見込みです。24日以降は雲が広がりやすく、雨の降る日もあるでしょう。気温は平年より高く、かなり高い所もある見込みです。札幌市内の小中学校では夏休みに入る所もあります。子供は大人より背が低いため、地面からの照り返しの影響をより強く受けて、熱中症になりやすくなります。日頃から体温などの健康状態を把握して、子供の体調管理に注意して下さい。
●2週目(7月29日~8月4日) 食品の管理に注意を
天気は数日の周期で変わる見込みです。屋外でのイベントなども多くなりますが、夏のにわか雨に備えて、折り畳みの傘などがあると安心です。気温は平年並みか高いでしょう。手洗いを徹底するなど、食中毒に注意が必要です。屋外に弁当を持ち出す時は保冷剤を使うなどするとよいでしょう。また、引き続き、熱中症対策を心掛けて下さい。帽子や携帯用の扇風機などを利用するとよさそうです。
●3~4週目(8月5日~8月18日) 長くて暑い夏に
気圧の谷や高気圧の影響を交互に受けて、天気は数日の周期で変わるでしょう。台風シーズンに入ることもあり、常に最新の情報を入手するようにして下さい。気温は平年並みか高い見込みです。今年の北海道は平均気温が平年より2.5度高くなるなど、6月から暑くなっています。7月もその傾向は続いており、8月にかけて暑い夏が長期間に渡って続く見込みです。栄養や休息を十分にとって、夏バテをしないよう、注意して下さい。