アリューシャン列島で大きな地震 北日本から東日本の太平洋側で若干の海面変動
16日15時48分頃、アリューシャン列島で規模の大きな地震がありました。その影響で、きょう16日16時28分、津波情報が発表されました。北日本から東日本の太平洋側を中心に若干の海面変動が予想されています。
●太平洋側で若干の海面変動
16日15時48分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地は、アリューシャン列島(北緯54.5度、西経160.8度)で、地震の規模(マグニチュード)は7.3と推定されます。
その影響で、きょう16日16時28分、津波情報が発表されました。北日本から東日本の太平洋側を中心に若干の海面変動が予想されています。
<津波予報(若干の海面変動)>
北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、北海道太平洋沿岸西部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房
若干の海面変動が予想される時刻は、早い沿岸で16日20時30分頃です。
これらの沿岸では今後半日程度は若干の海面変動が継続する可能性が高いと考えられます。
●津波注意報とは とるべき行動は
「津波注意報」が発表される基準は、予想される津波の高さが、20センチ~1メートルです。高さ20センチ~30センチ程度の津波でも、人は速い流れに巻き込まれてしまうおそれがあります。
海の中や海岸付近は、危険です。海の中にいる人は、ただちに海から上がって、速やかに海岸から離れてください。潮の流れが速い状態が続きますので、「津波注意報」が解除されるまで、海に入ったり、海岸に近づいたりしないようにしてください。
また、さらに大きな津波が予想される場合には「津波警報」や「大津波警報」が発表されます。最新の津波情報を、確認してください。