大阪・神戸・鳥取などで今年初の熱帯夜 西日本は寝苦しさ続く 夜間の熱中症に警戒を
昨夜から今朝にかけて、大阪や神戸、鳥取などでは気温が25度を下回らず、今年初めての熱帯夜となりました。この先も朝晩は気温が下がりにくく、夜の寝苦しさが続くでしょう。昼夜を問わず熱中症に警戒が必要です。
●この先も夜間の気温が下がりにくい 市街地を中心に熱帯夜の日も
向こう一週間も、西日本の各地で気温の下がりにくい夜が続き、市街地を中心に熱帯夜になる日もある見込みです。湿度が高く、風が弱い日の夜は特に寝苦しく感じます。無理をせず、適切に冷房を使用しましょう。クーラーが苦手な方は、通気のため窓を2か所開ける、風が弱い夜は扇風機を使うなど、対策をなさってください。
●夏本番前の熱中症予防
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。