2週間天気 金曜日頃までゲリラ雷雨に注意 土日は晴れて厳しい暑さ 沖縄は大雨警戒
16日(金)頃までは上空の寒気や湿った空気の影響で、大気の状態が不安定になるでしょう。九州から東北は所々で雨雲や雷雲が発達する予想です。17日(土)と18日(日)は晴れて、厳しい暑さになるでしょう。沖縄は梅雨末期の大雨に警戒が必要です。この先2週間の天気と気温の傾向です。
●金曜日頃まで大気の状態が不安定 沖縄は大雨の恐れ
14日(水)は梅雨前線上の低気圧が本州の南を北東へ進むでしょう。東海は午前中を中心に、関東は日中も断続的に雨が降りそうです。九州から近畿、東北や北海道は日の差す所もありますが、所々で雨や雷雨になるでしょう。激しい雨の降る所もありそうです。
15日(木)から16日(金)は上空に寒気を伴った気圧の谷の影響で、大気の状態が不安定になるでしょう。本州付近は晴れ間のでる所はありますが、所々で雨雲や雷雲が発達しそうです。落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。
17日(土)から18日(日)は本州付近は大気の不安定な状態は解消し、おおむね晴れるでしょう。東北や関東以西は所々で真夏日になりそうです。厳しい暑さになりますので、熱中症にご注意ください。
沖縄では17日(土)頃にかけて梅雨前線が停滞し、断続的に雨が降るでしょう。梅雨末期の大雨となる恐れがあります。
●すっきりしない天気
来週は梅雨前線が本州付近に延びるでしょう。19日(月)は九州から東海で雨、20日(火)から21日(水)は雨の範囲が広がり、九州から東北にかけて雨が降りそうです。22日(木)以降も雲が広がりやすく、九州は雨が続くでしょう。最高気温は平年並みの日が多くなりそうです。湿度が高く、蒸し暑いでしょう。
沖縄は22日(木)頃から晴れ間の出る日が増えてきそうです。なお、沖縄の梅雨明けの平年日は6月21日ごろです。
●雷雲が近づくサイン その時どうする?
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。