梅雨前線と台風3号周辺の湿った空気の影響で、12日(月)まで西日本と東日本の太平洋側で非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。沖縄は13日(火)頃から梅雨末期の大雨となる恐れがあります。

●梅雨前線と台風3号 大雨に警戒

11日(日)から12日(月)にかけて梅雨前線は本州の南岸沿いに停滞する見込みです。台風3号周辺からの湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発でしょう。九州から東北南部にかけて雨で、九州南部や四国、紀伊半島、東海では雷を伴って滝のような非常に激しい雨やバケツをひっくり返したような激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。土砂災害に警戒が必要です。また、河川の増水や低い土地の浸水、落雷や突風にも注意、警戒してください。

13日(火)頃から17日(土)頃にかけては沖縄付近で梅雨前線の活動が活発になるでしょう。沖縄や奄美では梅雨末期の大雨となる恐れがあります。最新の情報にご注意ください。

本州付近は13日(火)頃から16日(金)頃にかけても雨の降る所が多いですが、17日(土)から18日(日)頃は広く梅雨の晴れ間となるでしょう。

●広く梅雨空

19日(月)頃からは九州から近畿で雨が降り、20日(火)以降は東海や関東甲信も雨が降るでしょう。東北も曇りや雨の日が多くなりそうです。最高気温は平年並みの日が多く、湿度が高く、ムシムシするでしょう。

沖縄は6月21日ごろが梅雨明けの平年日ですが、21日(水)以降も梅雨空が続き、梅雨明けは平年より遅くなる可能性があります。

情報提供元: tenki.jp日直予報士