北海道のこの先2週間の天気と気温を、詳しく解説します。ポイントは、台風の動きに注意が必要なこと、そして気温変化が大きくなりそうなことです。

●前半の天気(30日～6月5日)　台風や前線の動向に注意

明日30日から2日金曜日頃にかけては晴れ間の出る所が多くなるでしょう。3日土曜日と4日日曜日は雲が広がりやすくなり、雨の降る所がありそうです。週末はぐずついた天気となる所があるでしょう。

なお、台風2号や本州方面にかかっている前線は、今のところ北海道には直接影響を及ぼす可能性は低いですが、仮に現在の予想よりも北上した場合は、北海道でも週末は雨の量が増えるなど影響が大きくなる恐れがあります。
週末は運動会の開催される地域もありますが、最新の気象情報や台風情報を確認するようにしてください。

気温は、明日30日は平年より低い所が多く、日中でも広く15度前後にとどまる見込みです。北よりの風が冷たく感じられることもあるため、特に日本海側とオホーツク海側では上着を持つなど服装選びに注意してください。
31日水曜日以降は、気温は全般に平年並みか高くなる見込みです。

●後半の天気(6月6日～11日)　暑さに負けない体作りを進めよう!

6日火曜日と7日水曜日は、晴れ間の出る所が多くなるでしょう。しかし、8日木曜日以降は雲が広がりやすく、全般にすっきりしない天気となりそうです。

気温は平年並みか高めに経過するでしょう。最高気温は内陸を中心に広く23度前後となり、日差しのもとでは汗ばむくらいの陽気となる日もある見込みです。
日々の気温変化に加え、朝晩と日中の気温差が大きい時期でもあります。服装で調節するなど、体調管理に十分注意してください。

なお、体が暑さに慣れていくことを「暑熱順化」といいます。この時期は、適度な運動、ストレッチ、入浴などによって無理のない範囲で汗をかき、本格的な暑さが訪れる前に暑熱順化を行うことが重要です。暑さに負けない体作りを進めましょう。

情報提供元： tenki.jp日直予報士