きょう22日(月)の関西は、北部と中部を中心に大陸から黄砂が飛来する可能性があります。また、黄砂まじりの雨が降る所もあるため、衣服などを汚さないよう、注意をしてください。

●きょう22日(月)の午後 黄砂まじりの雨が降る所も アレルギー症状にも注意して!

関西では、きょう22日(月)は、北部と中部を中心に黄砂が飛来する可能性があります。また、あちらこちらで雨が降り、黄砂まじりの雨となる所もありそうです。
降り方が極端に強まることはないものの、衣服などを汚さないよう、外出の際には、折り畳みの傘などの雨具を忘れずにお持ちください。
また、雨が降らずに済んだとしても、黄砂の影響でアレルギー症状が強く出る可能性があるため、窓を開けたままにしないなど、対策が必要です。

●黄砂が体に与える影響

環境省によりますと、黄砂の飛来によって、以下のような呼吸器や循環器に係る疾患の症状の悪化が指摘されています。

① 黄砂の飛来は、目や鼻、皮膚などのアレルギー症状との関連があり、目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみなどを引き起こすことがあると報告されています。黄砂の濃度が高い日ほど、それらの症状が発症する方が多くなる傾向にあります。
② 黄砂の飛来と、呼吸器疾患についての関連が報告されています。黄砂が飛来すると気道や目、皮膚症状の悪化が見られる場合があります。喘息など呼吸器疾患のある人はいっそう注意が必要です。呼吸器疾患のない人でも黄砂の濃度が高いほど咳が出ることが報告されています。
③ 黄砂の飛来と循環器疾患について関連がみられています。 黄砂の飛来と救急搬送数増加、脳梗塞での入院や心筋梗塞での入院、発症の増加との関連が報告されています。高齢者や糖尿病、慢性腎臓病等の既往歴がある方は、循環器疾患への影響リスクが高いため注意が必要です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士