週末は天気が回復し、行楽日和となる所が多いでしょう。関東はあす土曜日は雲が広がりやすいため、お出かけは日曜日が良さそうです。来週は日ごとの気温差が大きくなるため、体調管理にご注意ください。

●土曜・日曜　晴れて行楽日和の所が多い

あす土曜日(20日)にかけて日本の南を低気圧や前線が進み、日本の東へ抜ける見込みです。あす土曜日(20日)は天気の回復する所が多く、九州から東海、北陸は昼ごろから日差しが戻るでしょう。北海道も日中は晴れて、沖縄もおおむね晴れそうです。各地でお出かけ日和となるでしょう。
一方、関東と、東北は太平洋側を中心に雲が広がりやすく、すっきりしない天気が続きそうです。

あさって日曜日(21日)は、西日本・東日本は高気圧の圏内で、九州から関東と、沖縄は広く晴れて、行楽に良い天気となりそうです。
北日本には低気圧が近づくため、東北は所々で雨、北海道は広く雨が降りそうです。外出の際は雨具が必要です。

最高気温は、九州から関東にかけては25℃前後の所が多いでしょう。内陸では真夏日に迫る所もあり、熱中症に注意が必要です。名古屋は土曜日(20日)、日曜日(21日)とも29℃の予想です。東北では土曜日(20日)はヒンヤリとし、北海道は、雨の降る日曜日(21日)は気温の上がり方が鈍いでしょう。

●週明けは東日本・西日本で雨　気温のアップダウンに注意

週明け月曜日(22日)から火曜日(23日)にかけては、低気圧や前線が日本の南を進む見通しです。
月曜日(22日)は、九州や沖縄で雨が降り、次第に近畿から関東にかけても雨雲がかかりそうです。北海道も低気圧の影響で雨が降るでしょう。
火曜日(23日)は、雨の範囲が、東日本や北日本へ広がりそうです。太平洋側の地域では雨や風の強まる所があるでしょう。
水曜日(24日)は、日差しが戻り、木曜日(25日)と金曜日(26日)は、広く晴れる見込みです。

最高気温は、週の前半は平年並みか低い所が多いでしょう。特に、火曜日(23日)は、関東で16℃～17℃くらいと、平年より大幅に低くなる見通しです。
週の後半は一転して、平年より高い気温となる所が多く、西日本や東日本の内陸を中心に、真夏日に迫る暑さとなる所があるでしょう。日ごとの気温差が大きくなりますので、服装で上手に調節して、体調を崩さないようにお気をつけてお過ごしください。

●気温と服装の目安

気温が25℃を超えると、半袖のシャツでちょうど良いくらいですが、20℃を下回るとカーディガンなど上着が欲しくなります。

なお、週末、遠出をしたり、レジャーで山や川などへ行ったりすると、思いがけず空気がヒンヤリとしていることもあります。車やカバンの中に、一枚多く羽織るものを用意しておくと安心です。

●熱帯擾乱の動きに注意

日本のはるか南の地域、カロリン諸島付近では雲がまとまってきています。この低圧部に熱帯低気圧が発生する可能性があります。5月の台風発生数の平年値は1.0個です。今後の動向に注意が必要です。

情報提供元： tenki.jp日直予報士