東海地方のゴールデンウィークは、初めと終わりに広く雨が降るでしょう。お出掛けの計画や変更は、最新の天気予報を参考にしましょう。

●ゴールデンウィーク初日の雨はいつからいつまで?

いよいよ、あす29日からゴールデンウィークが始まります。きょう晴れをもたらしている高気圧の中心が東へ移動し、あすは、西から前線や低気圧が近づく見込みです。高気圧が本州付近に張り出しているため、ゆっくり下り坂に向かうでしょう。

湿った空気が入りやすくなるため、午前中は晴れ間があっても雲が多いでしょう。午後は、次第に雲が厚くなる見込みです。早い所では夕方から雨が降りだす所がありますが、広い範囲で雨となるのは、夜になってからとなる見込みです。日中いっぱい雨の心配はほとんどの所でないため、安心して屋外のレジャーを楽しめそうです。

今回の雨は降っている時間は短く、ピークは前線が通過する30日(日)の未明から朝頃で、ザっと強く降る時間があるでしょう。沿岸部を中心に風も一時強まる見込みです。また、総雨量は、岐阜県の美濃地方・静岡県の山地を中心に多くなりそうです。
30日(日)のお昼前後には西の地域からやんで、午後は回復に向かう見込みです。

●5月1日(月)~7日(日)の天気

5月1日(月)から2日(火)は、高気圧に覆われるため、広く晴れるでしょう。このため、各地で気温が上がって汗ばむ陽気となり、25℃以上の夏日となる所もある見込みです。ただ、1日(月)の夕方以降は、岐阜県を中心に、にわか雨の可能性があるため天気の急変に注意が必要です。
3日(水)は薄雲が広がりやすくなり、4日(木)以降、ゴールデンウィーク終盤にかけては、前線の影響を受けて雨の日が多くなるでしょう。

●浜松の天気を詳しく

浜松まつりが、5月3日(水)から5日(金)に開催されます。今年は、5日(金)に、浜松市中心部で「家康公騎馬武者行列」も開催され、一層の盛り上がりが期待されます。
気になる浜松の3日間の天気は、

【3日(水)】朝晩に雲の広がる時間がある程度で、高気圧に覆われるため、晴れるでしょう。雨の心配もなさそうです。
【4日(木)】西から前線が近づき、湿った空気が入りやすくなるため、どんよりとした曇り空となりそうです。傘マークはありませんが、夜は雨の降る可能性があります。
【5日(金)】日本海まで前線がのび、4日(木)よりも湿った空気が入りやすい状態が続く見込みです。一日を通して雨が降りやすいでしょう。「家康公騎馬武者行列」が開催される午後も、雨の降る可能性が高そうです。

ただ、雨を降らせる前線の予想にばらつきがあるため、最新の天気予報を確認するようにして下さい。また、「家康公騎馬武者行列」では日傘や雨傘の利用を控え、雨の場合は、レインコートを着用するよう案内がされています。レインコートの準備をしておくと安心です。

●浜松の気温 服装の目安

3日(水)から5日(金)にかけて、浜松の最低気温は13℃~16℃、最高気温は21℃~22℃の予想で、平年並みか平年より少し高くなるでしょう。ただ、雨が降れば、体感的には気温よりも空気が冷たく感じられそうです。また、おまつりに出られる方、見物に行かれる方は外にいる時間が長くなるため、雨で濡れて体を冷やさないよう気をつけて下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士