きょう20日、気象庁は最新の1か月予報を発表しました。季節外れの暑さから一転、この先は全国的に気温は平年より「低い」見込み。低温傾向となり、まだ日中に上着が必要な日も。また、広い範囲で、降水量は「平年並みか多い」予想で、ゴールデンウィークに雨の影響も。

●20日は各地で今年一番の暑さ 季節外れの暑さは一時的

きょう20日は、日本付近は高気圧に覆われて、南から季節外れの暖かな空気が流れ込んだ影響で、各地で今年一番の暑さになりました。

熊本県山鹿市で30.9℃を観測したほか、福島市や長野県上田市など、全国の5地点で真夏日となり、本州で今年初めての真夏日が観測されました。

また、全国のアメダス地点の約4割にあたる地点で夏日を観測し、夏日地点数は今シーズン最多となり、東京都心は26.0℃、大阪市は26.4℃まで上がり、今年3回目の夏日となりました。

ただ、きょう20日に発表された1か月によると、この暑さは一時的なようです。

●気温は平年より「低い」 特に4月下旬は各地で低温傾向

この先1か月は、日本付近には「寒気」が流れ込みやすいでしょう。
このため、気温は北日本、東日本、西日本で平年より「低い」見込みで、沖縄・奄美では、平年並みでしょう。

特に寒気の影響を受けやすくなるのは、今週末から約1週間となりそうです。
きょう20日は、各地で季節外れの暑さとなり、日中は半袖過ごせるくらいでしたが、あす21日は日本海側から次第に気温が低くなり、週末以降は、全国的に昼間でも上着が欲しくなるところが多くなるでしょう。
朝晩は霜が降りるような冷え込みになる日もありそうです。農作物の管理にご注意ください。

5月に入ると、沖縄・奄美の気温は平年並みか高くなる見込みですが、北日本は、平年並みか低いでしょう。ゴールデンウィークに、北海道や東北へ行く予定がある方は、思わぬ寒さとなる日もありますので、暖かい上着をご準備ください。

●降水量「平年並みか多く」 ゴールデンウィークの前半に雨の影響か

この先1か月の降水量は、北日本の日本海側や東、西日本では「平年並みか多く」、日照時間は「平年並みか少ない」でしょう。
気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすくなるためです。

天気は数日の周期で変わりやすく、特に、4月末から5月初めの頃、東日本や西日本で、平年に比べて晴れの日が少ない予想です。
2週間天気の後半の内容を見ても、東京や名古屋、福岡、那覇など、傘のマークが並ぶ所があります。

ちょうどゴールデンウィーク前半にあたる頃ですので、雨の予報が出ている際には、降り方や強まる時間帯など、情報にご注意ください。大雨も降りやすい季節、危険な大雨が予想される場合には、計画を立て直すなどの検討も必要です。

ゴールデンウィーク後半から5月半ばにかけては、晴れる日が多く、初夏の空気を満喫できる日も増えそうです。

天気が短い周期で変わり、気温の変化も大きい季節。こまめに天気予報を確認してお過ごしください。

【北日本】北海道・東北
【東日本】関東甲信・北陸・東海
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美・沖縄

●最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。

②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。

③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。

情報提供元: tenki.jp日直予報士