東京都心で最大瞬間風速20メートル超 関東は帰宅時間に強風ピーク
きょう7日の関東地方は、南風の強い状態が続いています。東京都心では最大瞬間風速が20メートルを超えました。今夜にかけて雨を伴った強い風が吹き、横殴りの雨となる可能性があります。
●関東各地に強風注意報
きょう7日の関東地方は、西から寒冷前線が接近している影響で、風の強い状態が続いています。
午前11時までの最大瞬間風速は、東京都心で20.3メートルと、関東できょうこれまでで一番の強風となっています。そのほか、宇都宮市で19.9メートル、千葉市で18.9メートル、横浜市で18.5メートルなどとなっています。
午前11時4分現在、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県に強風注意報の発表されている所があります。
●帰宅時間が強風のピーク
関東地方では今夜にかけて強風が続く見込みです。
寒冷前線が関東を通過するのは今夜遅くとみられているため、前線が近づくほど風が強くなる恐れもあります。東京地方で予想される最大風速は18時にかけては15メートル、18~21時は17メートルと、帰宅の時間帯に強風のピークとなりそうです。
車のハンドルがとられたり、鉄道の遅延などの影響が出る可能性があるので、十分ご注意ください。
●横殴りの雨にも注意
関東地方では、今夜は前線の接近、通過に伴って局地的に強い雨や雷雨も予想されます。雨が強まるのは一時的ですが、強い風を伴うため、横殴りの雨になる所もあるでしょう。。強い雨や風が収まってくるのは日付が替わってからとなる見込みです。
お帰りの際に傘が飛ばされる恐れがあります。壊れた傘を放置しておくと、大変危険なので、持ち帰るようにしてください。レインコートなどを準備できる方は、なるべく傘を使わない方がよさそうです。