東海地方では、3月スタートのあすはきょう28日同様、穏やかに晴れるでしょう。気温は、平年より高い日が多く、昼間は上着なしで過ごせる日もありそうです。

●2週間天気前半:3月1日(水)~7日(火)

あす3月1日夜遅くから2日(木)朝にかけて、寒冷前線が日本海から南下してくるため、一時天気が崩れるでしょう。
東海地方では、あす1日昼過ぎにかけては大体晴れますが、夕方以降は湿った空気が入る影響で、雲が多くなる見込みです。愛知県や岐阜県、三重県では、あす1日夜遅くから2日(木)明け方にかけて、前線が通過する影響で、一時雨や雪が降るでしょう。静岡県では、朝まで雨が残る所がありますが、次第に回復に向かう見込みです。標高の高い所では、雪やみぞれとなりますが、降雪量はそれほど多くないでしょう。
2日(木)の前線通過後は、一時的に冬型の気圧配置となり、沿岸部を中心に風が強まる見込みです。日中は晴れ間が戻りますが、飛騨地方では夜にかけて、今度は寒気の影響で雪が降るでしょう。3日(金)以降は、高気圧に覆われるため、飛騨地方の雪も止んで、穏やかな晴天が続く見込みです。

●この先気温は高め 「高温に関する早期天候情報」発表中

東海地方には、きのう27日、「高温に関する早期天候情報」が発表されました。3月5日(日)頃からはこの時期としては、かなりの高温が予想されます。農作物の管理等に注意し、積雪の多い地域ではなだれに注意が必要です。朝晩はまだまだ冷える日もありますが、最高気温が20度前後まで上がる所もあるでしょう。昼間は上着がいらないくらいのポカポカ陽気の日が多くなるため、春の装いを十分に楽しめそうです。

●2週間天気後半:8日(水)~13日(月)

2週間天気後半も、8日(水)から11日(土)にかけて、広く晴天が続くでしょう。最低気温・最高気温ともに、平年より高い日が続く見込みです。名古屋など平地では、冬のような厳しい冷え込みの日はなく、昼間は4月並みの春本番の暖かさで、お散歩、洗濯物の外干しや布団干しにもよさそうです。
一方、暖かくなると気になるのが花粉です。花粉が飛びやすい条件は「晴れて気温が高い日」、「空気が乾燥して風が強い日」、「雨上がりの翌日や気温の高い日が2~3日続いた後」です。この先、飛びやすい条件の日が多くなりますので、東海地方の週間花粉飛散情報 2023を参考に、対策を万全にしましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士