強い冬型の気圧配置 日本海側を中心に積雪増 交通機関への影響に注意・警戒
強い冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に雪雲がかかっています。12時間降雪量は長野県小谷村や新潟県妙高市の関山、長野県野沢温泉村で40センチ以上となりました。
●日本海側を中心に積雪増
昨日20日から冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込んでいます。
きょう21日9時現在も日本海側には広く雪雲がかかり、太平洋側にも一部、雪雲が流れ込んでいます。12時間降雪量は長野県小谷村で45センチ(1時まで)、新潟県妙高市の関山で44センチ(2時まで)、長野県野沢温泉村で43センチ(5時まで)を観測しました。
きょう21日8時の積雪は、新潟県妙高市の関山は134センチ、長野県小谷村は115センチとなっています。また、京都府舞鶴でも4センチと16日ぶりに積雪となっています。
●このあとも大雪の恐れ
このあとも冬型の気圧配置が続き、寒気が居座る見込みです。雪雲がかかり、北海道や東北は夕方にかけて大雪となる所があるでしょう。交通機関への影響に注意・警戒が必要です。雪崩や屋根からの落雪にもご注意ください。
北陸から山陰にかけての大雪は峠を越えつつありますが、このあとも積雪や路面の凍結に注意が必要です。
●雪道の運転 注意するポイントは
雪道で、車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。
2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。
大雪のピークが過ぎてないときに行動すると、大きなケガにつながったり、帰宅困難になったりします。慎重に行動してください。