きょう14日(火)は、各地で平年を下回る寒さとなりました。あす15日(水)は、更に厳しい寒さとなり、朝は北海道の旭川市ではマイナス22℃、東京都心1℃、名古屋市は0℃まで下がる見込みです。日中も気温が上がらず、真冬並みの寒さとなるでしょう。厳寒いつまで?

●平年を下回る寒さ

きょう14日(火)は、きのう以上に気温が上がらず、全国的に平年を下回る寒さとなりました。

15時までの最高気温は、札幌市マイナス0.6℃、旭川市マイナス3.8℃など、北海道では軒並み氷点下。仙台市5.0℃、新潟市4.4℃、金沢市4.7℃など、東北や北陸も5℃以下の所が多くなりました。

関東以西も気温の上がり方は鈍く、東京都心10.7℃、名古屋市9.9℃、大阪市7.9℃、広島市9.6℃、福岡市11.8℃など、10℃に届かない所が多くなりました。北風が強く、数字以上に寒く感じられました。

きのう13日(月)は夏日続出だった沖縄もグッと低くなり、那覇市19.9℃と、半袖ではヒンヤリ感じられました。

●あす15日 更に寒く厳寒

あす15日(水)は、北海道~北陸にかけては、午前を中心に雪で、吹雪く所があるでしょう。一気に積雪が増える所では、大雪による交通障害や落雪、雪崩などに注意が必要です。太平洋側は晴れる所が多いですが、北風が強く、真冬の寒さとなりそうです。

朝は冷え込みが強まり、最低気温は札幌でマイナス11℃、マークにはありませんが旭川ではマイナス22℃ど厳しい寒さとなるでしょう。東京都心は1℃、名古屋は0℃まで下がる予想です。日中も気温の上がり方は鈍く、最高気温は札幌マイナス5℃、関東~九州も10℃を下回り一桁の予想です。北風が冷たく、体感温度は数字以上に寒く感じられそうです。

●厳寒いつまで?

この先、16日(木)頃まで厳しい寒さが続くでしょう。17日(金)はこの時期らしい気温となり、今週末は3月並みの気温の所が多くなりそうです。

ただ、この先も冬と春をいったりきたり、三寒四温が続きます。来週は冬型が強まり、再び、強い寒気が南下。21日(火)は、関東~九州では、最高気温が10℃に届かず、一桁の気温となりそうです。

●気温と服装 これみて安心

上の図は、気温と服装の目安です。気温が15℃を超えると、日中はカーディガンなど軽めの上着で過ごせますが、10℃を下回るとコートは必須。プラス、マフラーや手袋が小物が欲しくなります。

この先は、日々の気温差が大きくなるため、重ね着やマフラーなど小物をうまく使い、体調管理に注意して下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士