九州では激しい雨を観測 午後も広く冷たい雨で傘が手放せない 都心も午後は本降りに
きょう13日、九州から東北にかけて広い範囲で冷たい雨が降っています。九州ではけさまでに1時間30ミリ以上の激しい雨の降った所があり、朝から太平洋側沿岸部を中心に、雨脚が強まっています。午後も断続的に雨が降り、傘の手放せない所が多くなりそうです。
●南岸低気圧が東進 今回は雪ではなく「広く雨」
きょう13日、西日本の南を前線を伴った低気圧が東へ進んでいます。この時期に南岸低気圧が進むと、東海や関東など太平洋側で雪が降るか心配されますが、今回は「低気圧の通過後に」本格的に寒気が流れ込む見込みです。
午前9時現在の天気の実況では、東北では一部で「みぞれ」となっている所がありますが、「広い範囲で雨」となっています。
前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雨雲が発達しています。
午前11時までの1時間降水量の最大値は、鹿児島県南種子町の上中で49.0ミリ(午前1時50分)、千葉県勝浦市で16.5ミリ(午前4時54分)を観測しました。
東京都心は、朝はいったん雨はあがったものの、午前11時現在、再び本降りの雨となっています。
●午後も断続的に雨 傘が手放せない
きょう13日、九州では午後から次第に雨があがる見込みです。
中国、四国から東海は、昼過ぎにかけては広い範囲で雨で、まだ傘が手放せないでしょう。
関東は、夕方にかけて雨が降り、午後は再び本降りの雨になりそうです。
北陸や東北も雨や湿った雪が降り、夕方以降は次第に雪に変わる所が多くなりそうです。
沿岸部中心に風も強まっていますので、雨対策に加えて、寒さ対策もしっかりと行ってください。