きょう3日(金)は、北海道から北陸でも、午後は雪のやむ所が多くなりそう。積雪の多い所では、雪下ろしなど、除雪作業中の事故に注意。関東から西は晴れ間が広がるが、夜は関東で雪や雨の所も。北海道から関東は、風が冷たく寒い一日に。

●北海道から北陸の雪は昼過ぎまで

きょう3日(金)は、次第に冬型の気圧配置が緩む見込みです。今夜には、日本海と関東の南に低気圧が発生するでしょう。

北海道の日本海側は、昼過ぎまで雪が降りそうです。これまでに大雪となった所では、落雪やなだれにご注意ください。太平洋側とオホーツク海側は、朝晩に雪の降る所がありますが、日中は晴れ間が出る見込みです。

東北の日本海側は、雲に覆われ、昼過ぎまで雪が降りやすいでしょう。風は収まる見込みです。太平洋側は雲が多いながらも、時々日が差すでしょう。

北陸は、新潟県や富山県などで、昼前まで雪の降る所がありそうです。夕方以降は、晴れる所が多いでしょう。

関東北部と長野県は、雲が広がりやすいものの、晴れ間がある見込みです。一方、関東南部と山梨県は、雲に覆われ、夕方から雪や雨が降るでしょう。お出かけの際は、雨具をお持ちください。

東海から九州は、日中は日差しが少なく、雲の広がる所が多いでしょう。近畿北部や山陰では、昼頃まで、所々で雪や雨が降りそうです。

沖縄は晴れますが、次第に雲が広がるでしょう。夜にかけてスッキリしない天気が続く見込みです。

●除雪作業は事故のないように2人以上で

きょう3日(金)は、北海道から北陸でも、午後は雪のやむ所が多くなりそうです。積雪の多い所では、なだれに十分ご注意ください。雪下ろしなどをされる際は、屋根からの転落を防ぐために、命綱やヘルメット、滑りにくい靴を着用しましょう。安全に雪下ろしをするための注意点は、主に次の3つです。

① 雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。雪と一緒に、つららが落ちてくることもありますので、注意が必要です。

② はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。

③ 雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。

もしもの時に備えて携帯電話を持参し、家族や隣近所の方に声をかけてから、必ず2人以上で行いましょう。雪下ろしは重労働です。十分に休憩をとりながら、何回かに分けて、無理のないようになさってください。

●北海道から関東 真冬並みの寒さ

最高気温は、きのう2日(木)より低い所が多いでしょう。

北海道から関東は、平年を下回り、真冬のような寒さとなりそうです。北海道は真冬日(最高気温が0℃未満)の所がほとんどで、札幌はマイナス3℃の予想です。東北や北陸は3℃前後、関東は7℃前後でしょう。万全の寒さ対策でお出かけください。東海から九州は、10℃前後で、平年並みの所が多いでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士