今日1日(水)は春のような陽気になった所もありましたが、明日2日(木)は一転して真冬の寒さに戻るでしょう。寒暖の差が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。

●今日1日(水) 暖かい空気が流れ込み 気温上昇

2月スタートの今日1日(水)は、日本海から前線が近づき、前線に向かって暖かい空気が流れ込みました。
全国的に気温が上がって、最高気温は平年より高くなった所が多くなりました。福岡など九州では4月上旬並み、関東や東北の太平洋側では3月上旬~中旬並みの気温になった所もありました。
午後3時までの最高気温は、鹿児島で20.3℃、福岡で17.9℃、大阪で10.2℃、東京都心で13.1℃、仙台で10.4℃、札幌で0.0℃。札幌では平年並みでしたが、1月20日以来、12日ぶりに真冬日(最高気温が0℃未満の日)から解放されました。

ただ、前線が通過した所では、北または西よりの冷たい風に変わって、寒気が流れ込んできています。明日2日(木)は今日1日(水)の暖かな空気とはガラッと入れ替わって、真冬の寒さに戻るでしょう。

●明日2日(木) 最低気温はまだ平年より高いが 油断禁物

明日2日(木)の最低気温は、この時期らしい寒さになった今日1日(水)と比べると高い所がほとんどです。暖かい空気が残るためですが、釧路では今朝よりも10℃以上も高く、3月中旬並みになるでしょう。東北や北陸でも氷点下になる所は少なく、2月下旬~3月上旬並みの所が多くなりそうです。
数字だけで見ると、全国的にこの時期としては高めですが、油断できません。明日2日(木)の朝は、冷たい北または西よりの風が強めに吹くため、体感温度を下げそうです。
通勤、通学の際は、手袋やマフラーなどで寒さ対策をしっかりと行いましょう。

●明日2日(木) 真冬の空気に入れ替わる 寒暖差に注意

明日2日(木)は一時的に冬型の気圧配置になって、寒気が流れ込んできます。日中は気温の上がり方が緩やかで、真冬の寒さが戻ってきそうです。季節外れの暖かさになった今日1日(水)の最高気温と比べると低くなる所が多く、5℃以上も低くなる所がありそうです。また、午前を中心に北または西よりの風が強めに吹いて、よりいっそう寒く感じられるでしょう。服装でうまく調整しながら、携帯用のカイロを使うなど、万全な寒さ対策を心がけてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士