北海道 あす29日にかけて猛吹雪に警戒 来月2日も暴風雪に?
今日(28日)は発達する低気圧の影響で風が強まり、石狩北部では明日(29日)明け方まで猛吹雪となるでしょう。局地的に雪の降り方が強まり、大雪となる恐れもあります。また、2月2日には強い冬型の気圧配置となり、天気が荒れる見込みです。
●石狩北部では猛吹雪に 道北などでは大雪も
北海道付近は、宗谷海峡付近の低気圧を含む気圧の谷の中となっています。この低気圧は発達しながらゆっくりと東へ進む見込みです。
日本海側北部の沿岸では風が強まり、ふぶくでしょう。石狩北部では暴風雪警報が発表されており、明日明け方まで猛吹雪や吹きだまりによる交通障害に警戒が必要です。低気圧の動向によっては宗谷や留萌地方などでも猛吹雪となる恐れがあります。最新の気象情報を確認するようにして下さい。
また、明日正午までの24時間に降る雪の量は、上川や留萌地方の多い所で50センチに達する見込みです。断続的に強い雪が降る恐れがあります。大雪による交通障害にも注意が必要です。
●来月2月2日頃も暴風雪の恐れ
少し先になりますが、来月2月1日頃に発達した低気圧が北海道付近を通過し、2日頃には強い冬型の気圧配置となる見込みです。低気圧の発達の程度によっては暴風雪や大雪となる恐れもあります。
30日から31日頃は冬としては割合安定した天気となる見込みのため、荒れた天気に対する備えをするとよさそうです。