関西 大寒波襲来で来週は極寒 24日は大阪でも雪の可能性
関西では、24日(火)から25日(水)にかけて、大寒波の襲来によりかなりの低温が予想されます。大阪でも最高気温が5℃に届かず、内陸では最高気温が0度未満の真冬日になる所もある見込みです。また、24日は広く雪が降る予想です。低温と雪への備えが必要です。
●24日(火)から25日(水)にかけて強烈な寒気が流れ込む
24日(火)から25日(水)にかけて、関西の上空1500m付近に-12℃から-15℃の強烈な寒気が流れ込む見込みです。この寒気の影響で、25日は各地で朝は氷点下の冷え込みでしょう。日中もほとんど気温が上がらず、内陸部は氷点下のまま、市街地でも5℃に届かない予想です。水道凍結の恐れがあるため、事前に水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外でむき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って専用テープでしっかりと巻き、保温しておくことをおすすめします。
●全国的に寒くなるため節電を心がけて
25日(水)は特に、全国的に低温が予想されています。広い範囲で厳しい寒さになると、暖房使用率が高くなり電力が多く消費されて電力需給ひっ迫に繋がる恐れがあります。エアコンの暖房を使用する際も、無理のない範囲で節電を心がけたいものです。
以下の工夫により、上手に節電することができます。
暖房は20℃を目安に温度設定をする。
エアコンの羽の向きは下向きになるように、設定。
エアコンの暖房だけでなく、サーキュレーターや扇風機を併用し、天井付近にたまった暖かい空気を循環させる。
加湿器などを使用し、湿度を高めることによって体感温度を上げる。
ただ、今回は強烈な寒波襲来となります。体調を崩さないよう、無理のない範囲で節電を心がけましょう。
●雪への対策も必要
24日(火)は、上空の強烈な寒気に加え、日本海に形成される風の収束線「JPCZ」が北部にかかる見込みです。北部では警報級の大雪になる恐れがあり、中部や南部でも広く雪が降る見込みです。市街地でも降雪が予想されているため、積雪や路面凍結により交通機関に影響が出る恐れがあります。不要不急の外出は控えてください。この週末のうちに、暖房燃料や食料品の確保など、来週の大寒波に備えるようにしましょう。