関西 神戸などで1月の24時間雨量が観測史上1位に この先は徐々に寒さが戻る
関西には、この時季としてはかなり暖かな空気が流れ込んでいるため、きのう13日(金)の午後以降は断続的に雨が降りました。中部と南部では雨量が増え、大雨となっている所もあります。ここ数日は季節外れの暖かさとなっていますが、この先は次第に落ち着き、来週末は真冬の寒さが戻るでしょう。
●空気の乾きは解消へ 1月としては記録的な雨の量になった所も
関西では、空気がカラカラに乾いた所が多くなっていましたが、久しぶりにまとまった雨が降っています。一方で、1月としては記録的な雨量となっている所もあります。兵庫県の神戸市と西宮市、和歌山県田辺市の栗栖川と護摩壇山では、きょう14日(土)の11時までの24時間雨量が1月の観測史上1位となりました(このあとさらに地点が増える可能性があります)。
※統計開始年…神戸(2000年)、西宮(2007年)、栗栖川(1976年)、護摩壇山(2011年)
●あす15日(日)も北部を中心に傘の出番 来週末は強い寒波襲来か
あす15日(日)は多少天気が持ち直すものの、北部を中心に雨の降る所があるでしょう。受験生やお出かけの方々は、あすも雨具があると良さそうです。16日(月)以降は、中部と南部では晴れる日がほとんどでしょう。北部でも晴れる日はあるものの、雲の広がりやすい日が多い見込みです。期間のはじめは雨ですが、期間の終わりは雪が降るでしょう。
この先は、次第にこの時季本来の気温に戻る見込みです。二十四節気「大寒」の20日(金)ごろからは次第に強い寒気が流れ込み、厳しい寒さになるでしょう。