きょう16日(金)、沖縄地方は気圧の谷や湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定。午後は活発な雨雲が那覇など本島地方にかかり、警報級の大雨のおそれも。あすの朝までに予想される雨量は、本島地方の多い所で100ミリ。大雨による土砂災害などに注意が必要です。

●警報級の大雨のおそれ

きょう16日、沖縄地方は気圧の谷や湿った空気の影響で、所々に活発な雨雲がかかっています。与那国島では、1時間に48.0ミリ(2時43分まで)と、バケツをひっくり返したような激しい雨が降りました。

このあと沖縄地方は、近海に発生する前線の影響で、那覇など本島地方でも局地的に1時間に40ミリの激しい雨が降る見込みです。あす朝までに予想される24時間雨量は、本島地方の多い所で100ミリと、那覇の12月の平年1か月の雨量(110ミリ)に相当する雨量です。前線の活動の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。大気の状態が不安定なため、落雷や竜巻などの突風に注意が必要です。

【あす17日あさまでに予想される24時間雨量(多い所で)】
沖縄本島地方 100ミリ
先島地方    80ミリ

●強風・高波にも注意

あす17日にかけて、強風や高波にも注意・警戒が必要です。

【16日に予想される波の高さ】
沖縄本島地方 3メートル
先島諸島   3メートル

【17日に予想される波の高さ】
沖縄本島地方 5メートル
先島諸島   6メートル

【16日に予想される最大風速(最大瞬間風速)】
沖縄本島地方 15メートル(25メートル)
先島諸島   13メートル(25メートル)

【17日に予想される最大風速(最大瞬間風速)】
沖縄本島地方 18メートル(30メートル)
先島諸島   20メートル(30メートル)

情報提供元: tenki.jp日直予報士