空気乾燥 都心は6日ぶりに最小湿度30パーセント台 週末までカラカラ 火の用心
きょう26日(水)は、広い範囲で秋晴れとなり空気が乾燥。東京都心は6日ぶりに最小湿度30%台。名古屋市は20%台、長野県や岐阜県では10%台の所も。週末にかけて、九州~関東では空気の乾燥した状態が続く見込みです。火の元にご注意下さい。
●東京都心 6日ぶりに湿度30%台
きょう26日(水)は、広い範囲で秋晴れとなっています。気象衛星画像(26日14時)をみると、九州~北海道にかけて目立った雲はかかっていません。秋の乾いた空気に覆われ、各地で空気が非常に乾燥しています。
14時10分までの最小湿度は、東京都心は34%と、6日ぶりに30%台まで下がっています。
その他、福岡市32%、広島市33%、大阪市34%、名古屋市20%、仙台市39%、札幌市36%など。広い範囲で30%~20%台まで下がっていて、長野県木曽町や岐阜市では19%まで下がっています。
この先、週末にかけて九州~関東では晴れて、空気の乾燥した状態が続く見込みです。
火の元には、十分に注意しましょう。
●空気が乾燥 火の元に注意
これからの時期は、空気が乾燥したり、強い風が吹きやすかったりすることに加え、枯葉や枯草が多くなってくるため、山火事が発生しやすくなります。山火事を防ぐためには、次の4つのことが重要です。
① キャンプやピクニックなど、屋外で火を使う場合は、消火用の水などを準備し、その場を離れないようにしましょう。火を使った後は、確実に消火するのを忘れないでください。
② 空気が乾燥している日や、強い風が吹いている日は、焚火をするのはやめましょう。枯葉や枯草のある場所は、周囲に火が燃え広がるおそれがありますので、焚火をするのは絶対にやめてください。
③ たばこは指定された場所で、喫煙してください。喫煙が済んだたばこは火をしっかり消して、吸い殻の投げ捨てはやめましょう。できる限り、携帯用灰皿を使うのが、おすすめです。
④ 火遊びも、山火事を引き起こすことがあります。ほんの小さな火が、思わぬ山火事につながるおそれがありますので、火遊びは絶対にやめましょう。