きょう21日(金)、朝は冷えた所が多かったものの、日中は気温が上昇。西日本では25℃を超えた所もあり、福岡市は5日ぶりの夏日となりました。本州の内陸部や北海道では寒暖差が大きく、朝と日中との気温差が20℃以上の所もありました。

●夏日地点が増加 日中は汗ばむ陽気の所も

きょう21日(金)、本州付近は高気圧に広く覆われました。朝は放射冷却現象が強まり、冷え込んだ所が多く、朝の最低気温は所々で今シーズンこれまでで一番低くなりました。

一方、日中はたっぷりの日差しで気温が上昇しました。14時までの最高気温は、鹿児島市で27.7℃、熊本市で26.5℃、愛媛県宇和島市で25.4℃、兵庫県豊岡市で25.3℃など、九州から近畿にかけての所々で25℃以上の夏日に。福岡市では14時までに26.1℃まで上がり、5日ぶりの夏日となりました。全国にあるアメダスの113地点で夏日となりましたが、夏日地点が100地点を超えたのは5日ぶりのことです。

本州の内陸部や北海道では寒暖差が大きくなりました。長野県菅平は朝の最低気温がマイナス3.1℃、14時までの最高気温が18.0℃で、朝と日中との気温差が20℃以上でした。

●週末も所々で夏日に 脱ぎ着しやすい服装で調節を

この週末は、全国的にこの時期としては気温が高くなるでしょう。九州など西日本だけでなく、東海や関東、東北南部でも最高気温が25℃以上の夏日になる所がありそうです。朝の冷え込みはけさほどではないものの、日中との気温差が大きくなる所もあるでしょう。お出かけの際は重ね着をするなど、脱ぎ着しやすい服装で調節するとよさそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士