10月中旬に入り、北海道では広い範囲で紅葉が色づいており、見頃エリアは東北北部や長野県へと広がってきました。また、東北南部や関東北部、北陸でも色づきが進んでいます。今、見頃の人気スポットや、この先見頃になるスポットをご紹介します。

●最新の紅葉情報

10月に入り、朝晩はグッと冷え込むようになりました。北海道では道北で色あせはじめのエリアが増えてきたものの、今まさに見頃となっているエリアが多くなっています。道北では「層雲峡紅葉谷」、道央では「定山渓」、道東では「阿寒(滝見橋)」などの人気スポットが全体的に色づいている状況です。道南でも「道南大沼国定公園」など、広い範囲で色づきが進んでいます。

そして紅葉の見頃エリアは東北北部や長野県へと広がってきました。青森県では「八甲田」や「岩木山」、岩手県では「十和田八幡平国立公園」、秋田県では「須川温泉」などが見頃を迎えています。そのほか上のMAPには表現されていないものの、東北南部や関東北部、北陸などでも標高の高いエリアで見頃となっている所があり、先週よりも色づきはじめたエリアがかなり広がってきています。

●この先見頃となるエリアは?

きのう13日(木)に日本気象協会が発表した、最新の「紅葉見頃予想」によると、北海道では道南でもここ1~2週間くらいで見頃に近づく所が多くなりそうです。大隅公園の見頃予想は10月24日です。東北や関東北部、長野県でも続々と見頃エリアが増えて、本格的な紅葉狩りシーズンを迎えるでしょう。青森県の「奥入瀬渓流」は10月20日に見頃を迎える予想です。関東の人気スポットである栃木県の「日光」や「鬼怒川」は10月18日、長野県の「上高地」は10月19日の見頃予想となっています。また、この先は関東南部や東海でも標高の高いエリアで色づきが進むでしょう。

●週末の天気は

この土日は紅葉狩りを予定している方もいらっしゃることでしょう。北海道では15日(土)は道北や道東を中心に雨の降る所があり、お出かけの際は雨具が必要になりそうです。16日(日)は広く晴れて、紅葉狩りにもよいでしょう。東北は土日ともに日中は日差しの届く所が多く、お出かけにまずまずの天気となりそうです。ただ、16日(日)は予想より早く雨が降りだす可能性もありますので、最新の予報をご確認ください。関東甲信は土日ともに雲が広がりやすいでしょう。

なお、tenki.jpの紅葉見頃情報 2022では、全国の紅葉見頃スポットを探すことができ、各スポットの天気予報もご紹介しています。紅葉狩りの参考になさってください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士