紅葉見頃マップ 今まさに見頃の所と三連休の天気 10月中に見頃を迎える所は?
今年もいよいよ紅葉シーズンに入りました。すでに北海道では道北を中心に見頃となっており、東北や北陸、関東北部や甲信でも標高の高い所で色づきが進んでいます。今、見頃のスポットや、これから10月下旬にかけて見頃となるスポットをご紹介します。
●最新の紅葉情報
北海道は道北を中心に見頃の所が多くなっています。道北では、人気スポットの「層雲峡紅葉谷」や「十勝岳温泉郷」、「道立自然公園朱鞠内湖」で全体的に紅葉している状態で、「赤岩青巌峡(あかいわせいがんきょう)」や「神居古潭(かむいこたん)」でも色づき始めています。道東では「糠平湖畔」が見頃となっており、人気の高い「阿寒(滝見橋)」、「滝上渓谷 錦仙峡(きんせんきょう)」、「岩内仙峡(いわないせんきょう)」などで、部分的に紅葉が見られます。道央では「ニセコアンヌプリ」や「京極町ふきだし公園」が見頃を迎えています。道南では「洞爺湖周辺」、「沙流川(さるがわ)渓谷」などが色づき始めており、次第に見頃に近づきそうです。
また、まだ色づいている所が少ないため上図(見頃MAP)には表現されていないものの、東北や北陸、関東甲信でも標高の高いエリアでは見頃となっている所があり、青森県「八甲田」や福島県「磐梯吾妻スカイライン」、富山県「立山・室堂平」、長野県「白馬五竜アルプス平」、群馬県「尾瀬」などで紅葉を楽しめます。
●三連休の天気
今週末は、紅葉狩りのほか、屋外のレジャーを予定されている方もいらっしゃることでしょう。
北海道では連休初日の8日(土)は道東を中心に昼頃にかけて雨の降る所がありそうです。標高の高い所では雪となり、積もる所もあるでしょう。9日(日)は晴れる所が多いものの、10日(月)は次第に雨が降りだし、荒れた天気となります。屋外のレジャーは控えた方がよさそうです。
東北や北陸は、連休中、すっきりしない天気です。9日(日)は日差しの届く所が多いものの一時的で、10日(月)は広く雨が降るでしょう。雨、風ともに強まるため、紅葉狩りは来週以降に企画するとよさそうです。
関東甲信は、8日(土)は天気が回復し、寒さも解消するでしょう。9日(日)は早くも天気が下り坂で、10日(月)は広い範囲で傘が必要となりそうです。
東海から九州にかけても8日(土)は晴れて汗ばむくらいの陽気です。9日(日)と10日(月)は各地で雨が降り、お出かけにはあいにくのお天気です。雨脚が強まることもあるでしょう。
●気温と服装の目安
今週は急に気温が下がり、一気に季節が進んだかのようでした。この三連休の気温は平年並みに戻る所が多く、暑くなる所もあるでしょう。朝晩と、日中との気温の差が大きくなる所もありますので、服装選びの際は、最高気温だけでなく、お出かけの時間や帰宅する時間など、細かくチェックするとよさそうです。tenki.jpの服装指数も参考になさってください。
●この先、見頃となるエリアは?
なお、9月29日に日本気象協会が発表した「2022年紅葉見頃予想<第1回>」によると、この先も北日本は11月にかけて、東日本と西日本は10月にかけて平年より気温が高い傾向が続く見込みです。朝晩の冷え込みが強まる時期が遅れると予想され、今年の観光名所の紅葉見頃時期は、全国的に平年並みか遅くなる予想です。
すでに色づきはじめている道南の「定山渓温泉」は10月16日、青森県の「奥入瀬渓流」は10月27日に見頃を迎える予想です。関東の人気スポットである栃木県の「日光」や「鬼怒川」は10月19日、長野県の「上高地」は10月24日の見頃予想となっています。