台風14号 関西への接近は3連休の後半 台風の「危険半円」に入る恐れも
台風14号は、暴風域を伴ったまま北上を続け、3連休中には関西に接近する恐れが出てきました。19日(月)を中心に大荒れの天気になる恐れもあるため、今後の情報に注意するとともに、台風への備えは早めにするようにしてください。
●3連休は広く雨 雨風が強まって大荒れの天気になる恐れも
関西では、16日(金)は晴れる所が多く、残暑が厳しいでしょう。
17日(土)からの3連休は、台風14号や湿った空気の影響で雨が降りやすくなる見込みです。
特に、3連休最終日の19日(月)は台風14号が西日本の日本海沿岸を沿うようにして進み、関西では雨と風が強まって大荒れの天気になる恐れもあります。
海上では、台風接近前の17日(土)から、うねりを伴って大しけになる所もあるでしょう。
台風の予報円が大きく、進路が不確定なため、進路や接近の日時が変わる可能性もあります。最新の情報を参考にするようにしてください。
●危険半円
台風の進行方向右側は「危険半円」と呼ばれ、進行方向と台風の風が重なって風が強まりやすくなります。関西では、台風が東シナ海や九州付近を通って日本海を進んだ場合は「危険半円」に入り、過去には暴風雨による被害が出たこともありました。
予報円の中心を通った場合、今回の台風14号も九州付近から日本海沿岸を進むため、関西は19日(月)ごろには「危険半円」に入る可能性があります。台風への備えは、早めにするようにしてください。