「道路影響予測」 台風11号が6日に九州に接近 西日本の道路を中心に影響あり

台風11号は、6日(火)に九州に接近のおそれ。西日本を中心に風や雨が強まるでしょう。道路への気象影響リスクが高くなる所もありそうです。

●台風11号　九州に接近のおそれ

大型で強い台風11号は、5日(月)にかけて東シナ海をやや発達しながら北上し、6日(火)には九州へ接近するおそれがあります。その後、スピードを上げて、日本海を北北東へ進み、7日(水)には沿海州で温帯低気圧に変わる予想です。

6日(火)は、九州は暴風に厳重な警戒が必要です。四国から近畿などでも風が強まるでしょう。また、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、九州から東海を中心に大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。6日(火)にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。

●道路気象影響予測

沖縄は5日(月)の午前中にかけて荒れた天気が続き、道路への気象影響リスクが高いでしょう。九州から近畿も6日(火)は道路への気象影響リスクが高くなります。

台風の接近に伴って、風が強まり、車は横風に流されやすくなるでしょう。通行止めの道路が出る可能性もあります。また、非常に激しい雨が降ると、道路が一気に川のようになり、冠水したり、車輪と路面の間に水膜ができてブレーキが効きにくくなる可能性があります。

予定を見直したり、迂回ルートを検討したりするなど、無理のないようになさってください。速度を落として、車間距離をとるなど、いつも以上に安全運転を心がけましょう。各道路の詳しい予測は道路の気象影響予測も参考になさってください。