立秋なのに厳しい暑さ 東京都心4日ぶりに真夏日 あすも体にこたえる暑さ
きょう7日は「立秋」ですが、暦とは裏腹に広く厳しい暑さとなりました。最高気温は鳥取市や鹿児島県肝付町前田では36.9℃、福岡市で36.4℃まで上がるなど、体温並みの暑さに。東京都心は33.0℃まで上がり、4日ぶりに真夏日になりました。
●きょう7日 立秋なのに厳しい暑さ
きょう7日は、広く厳しい暑さとなりました。
最高気温は鳥取市や鹿児島県肝付町前田では36.9℃、福岡市で36.4℃まで上がるなど、西日本では体温並みの暑さとなった所もありました。また、富山市で35.6℃まで上がるなど、北陸でも猛暑日となった所もありました。
このところ、比較的しのぎやすい日が多かった関東も、きょう7日は厳しい暑さが戻りました。東京都心は33.0℃まで上がり、4日ぶりに真夏日になりました。
●あす8日もうだるような暑さ
あす8日もうだるような暑さの所が多いでしょう。
最高気温は東北でも30℃以上の所が多くなりそうです。関東は33℃ほど、北陸や東海から九州は35℃くらいまで上がる所が多くなるでしょう。沖縄も33℃くらいで、蒸し暑くなりそうです。
熱中症情報をみますと、東北や沖縄は「厳重警戒」、関東から九州は広く「危険」となっています。熱中症リスクが高くなりますので、暑さ対策をしっかりとなさってください。
●熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。