きょう3日、東北北部では線状降水帯が形成されました。降り続く大雨で、秋田県大館市では、特に浸水害の危険が高まっている地域があります。土砂災害警戒区域等では命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況です。

●青森県・秋田県に線状降水帯 記録的な雨

きょう3日、東北北部では、線状降水帯が形成されました。降り続く大雨で、避難が必要になる危険な状況です。

午前10時40分までの3時間降水量の最大値は、青森県深浦町で154.0ミリ、秋田県北秋田市の鷹巣で131.5ミリ、秋田県大館市陣場で116.5ミリを観測し、いずれも統計開始の1976年以降、年間の1位の値を更新しました。

●秋田県大館市 浸水害の危険高い 土砂災害にも厳重警戒

東北北部では、浸水害、土砂災害の危険度が高まっています。秋田県大館市では、特に浸水害の危険が高まっている地域があります。

土砂災害警戒区域等では命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況です。

崖の近くや谷の出口など土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、市町村から発令される避難指示などの情報に留意し、少しでも安全な場所への速やかな避難を心がけてください。

河川は増水し、氾濫危険水位に達している観測所もあります。危険な場所には近づかないでください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士