東海地方は、この先、日差しが出ても、変わりやすい天気に注意して下さい。この土日も、雨具があると安心です。

●今夜も天気急変に注意

東海地方では、きょう8日は、午前中は青空も見えましたが、午後になって雲が多くなってきました。また、15時30分現在、静岡県の西部と中部の山地、岐阜県の飛騨北部を中心に、雨雲が発達してきています。

上空の寒気や湿った空気の影響で、雨雲が発達しやすい状況が続いています。
今夜になると、静岡県の遠州灘付近で風と風がぶつかって、雨雲は、山地だけでなく平地も含め広い範囲にかかりそうです。静岡県を中心に、所々で雨や雷雨となるでしょう。今、雨が降っていない地域でも天気の急変に注意し、また、洗濯物の干しっぱなしにも注意が必要です。

●土日も天気の急変と熱中症に注意

土日も、晴れ間はあるものの、所々で雨や雷雨となるでしょう。午後になると、大気の不安定度が増し、発雷確率が高くなりそうです。
雷雲が近づいているサインは、「昼間なのに真っ黒い雲が近づく」、「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」、「急に冷たい風が吹く」です。外出先では、雨雲レーダーで自分のいる場所の雨雲の状況を確認し、危険を感じたら頑丈の建物内に避難するようにしましょう。

名古屋市内の土日の天気は、あす9日は、多少日差しが出る程度で、雨が降ったりと変わりやすい天気となる見込みです。10日(日)は、雲が多いながらも、晴れ間が多く出そうです。
10日(日)になると、にわか雨の範囲も狭くなるでしょう。

●しばらく 天気の急変に注意

11日(月)以降も、日本付近への太平洋高気圧の張り出しが弱く、晴れ間はあるものの雲が広がりやすく、雨の降る日もあるでしょう。12日(火)から13日(水)頃は、上空に寒気が流れ込むため、雨雲が発達しやすくなりそうです。局地的に短い時間に強く降る雨に、引き続き注意が必要です。

●2週間天気後半:16日(土)~21日(木)

16日(土)以降は、まるで梅雨が戻ったかのような、すっきりしない天気が続きそうです。
16日(土)からの三連休は、本州付近を通過する気圧の谷の影響を受けて、雨が続くでしょう。
また、名古屋市内では、21日(木)から夏休みがスタートする子供たちも多いと思いますが、今年の夏休みは雨のスタートになるかもしれません。夏休みのお出掛けの予定は、最新の天気予報を確認するようにしましょう。
この期間は、日差しは少ないですが、最低気温・最高気温ともに、平年より高い日が多く、名古屋や岐阜では35℃くらいまで上がる日もある見込みです。ぐずついた天気で、湿度も高く不快な暑さが続くため、熱中症対策を忘れずにお過ごし下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士