25日金曜15時までの最高気温は、全国的に、この時期にしては高くなりました。札幌や青森、盛岡、秋田、山形など今年1番の暖かさで、東京は5日ぶりに15℃を超え、福岡は9日ぶりに20℃を超えました。

●日中は「今年1番の陽気」や「久しぶりの暖かさ」

25日金曜は、本州付近は移動性の高気圧に覆われ、広く晴れました。日差しが気温を押し上げ、日中は、九州から北海道にかけて、季節を先取りした陽気となりました。
15時までの最高気温は、札幌は9.1℃、青森と秋田は12.4℃、盛岡は13.4℃、山形は14.8℃と、いずれも今年最も高くなりました。東京は17.5℃と、5日ぶりに15℃を超えました。福岡は20.6℃と、9日ぶりに20℃を超えました。
また、九州~東海、甲信地方を中心に、朝と日中との「気温差」が大きくなりました。島根県浜田市弥栄は、最低気温が氷点下0.9℃、最高気温が23.0℃と、その差が23.9℃でした。

●26日土曜 気温は?

この気温の高い状態は、26日土曜も続くでしょう。最低気温、最高気温とも、全国的に平年より高い予想です。
天気は全国的に崩れ、風も強まり、荒れた天気になるでしょう。気温が高いため、東北や北海道でも雪ではなく、雨の所が多くなりそうです。積雪の多い所では、雪どけが進みますので、雪崩や屋根から落ちる雪に、ご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士