東京はきのう(20日)、ソメイヨシノが開花しましたが、あす(22日)の関東は冷たい雨で、山沿いや内陸を中心にみぞれや雪に。都心でも雨に雪が交じる可能性あり。東京でサクラが開花後に雪(みぞれ)が降れば、おととし2020年以来です。

●3連休明け 東京は雨か雪 真冬の寒さ

3連休明け、あす(22日)は南岸低気圧の影響で九州~関東は冷たい雨。また、この南岸低気圧とは別に関東沖には小さな低気圧が発生し、寒気を引き込む予想も。関東甲信は内陸や山沿いを中心に湿った重い雪やみぞれとなり、東京都心でも雨に雪が交じるかもしれません。気象庁では、みぞれも雪としてカウントしますが、あす(22日)の東京は雨か雪の予想です。また、東京の最高気温は7℃(最高気温は未明にでて、日中は4℃~5℃くらいの予想)と、冬の寒さに逆戻りとなりそうです。

●過去 東京のサクラ 開花後の雪は?

過去20年(2001年~2021年)、東京のサクラ(ソメイヨシノ)が開花・満開後に雪が降った年は7回と、3~4年に一度の確率であります(みぞれも雪としてカウント)。最近だと、2020年3月14日で、この年はみぞれが降る中、東京でサクラが開花。満開は3月22日でしたが、満開後の29日に東京で1センチの雪が積もりました。ちなみに34年前の1988年4月8日は、東京で9センチの雪が積もり、満開直前のサクラの枝が折れたというニュースが話題になりました。
あす(22日)は、東京都心でも雨に雪が交じるほど寒くなります。厳しい寒の戻りとなりますので、体調管理にご注意下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士