「冬日」地点数が減 東京は今年初最低気温二桁 日中も暖かく本州で今年初「夏日」か
14日月曜は、全国的に、この時期にしては暖かい朝でした。「冬日(最低気温0℃未満)」地点数は大幅に減り、9時までの最低気温は、東京では今年初めて10℃以上となりました。日中も、北から南まで季節先取りの陽気で、本州では今年初の「夏日(最高気温25℃以上)」になる可能性があります。
●朝から全国的に暖かい 「冬日」地点数も激減
14日月曜は、南から暖気が流れ込んだため、全国的に暖かい朝になりました。
9時までの最低気温は、東京では12.0℃(6時23分観測)と、今年初めて10℃以上でした。札幌は1.4℃、仙台は4.9℃、名古屋は11.9℃、大阪と広島は14.4℃、高知は14.7℃、鹿児島は17.1℃など、いずれも今年最も高くなりました。(日最低気温は、夜になってから、この値より下がる可能性があります。)
また、最低気温が0℃未満の「冬日」地点数は、全国のアメダスで127地点(富士山頂を除く)でした。「冬日」地点数が200地点を下回ったのは、2021年12月12日以来、およそ3か月ぶりでした。(冬日地点数も、夜になってから、増える可能性があります。)
●日中は5月並みの陽気の所も 本州で今年初の「夏日」か
朝から気温が高いことに加え、日中は広く日差しが降り注いで、気温を押し上げるでしょう。
最高気温も、全国的にこの時期にしては高く、九州~関東では、20℃以上の所が多い予想です。
中でも、特に、季節先取りの陽気となりそうなのが、関東甲信です。東京都心は、今年最も気温が上がり、5月並みの陽気でしょう。
関東甲信の内陸部では、最高気温が25℃以上と、本州で今年初の「夏日」になる可能性もあります。まだ3月にもかかわらず、少し動くと、汗ばむくらいでしょう。気温の急な変化で、体調を崩さないよう、ご注意ください。