土日はスギ花粉がピーク 東京・大阪など最高レベルの「非常に多い」 最大級の対策を
土日は、関東~九州では春本番の暖かさとなりますが、花粉の飛ぶ量がレベルアップするでしょう。花粉情報をみますと、東京・名古屋・大阪・広島・高松などでは、連日のように「非常に多い」予想です。最大級の花粉対策を心がけてください。
●土日の花粉 関東~九州で最高レベルの「非常に多い」予想
この土日、広い範囲で春本番の暖かさとなりますが、気温が上がることで、スギ花粉が飛びやすくなるでしょう。
そのため、週間花粉情報をみますと、九州~関東では、土日とも広い範囲で、一番上のレベルの「非常に多い」予想です。スギ花粉によって、花粉症の症状がでる方は、万全な対策が必要です。また、花粉症でない方も、なるべく室内に花粉を持ち込まないよう、心がけてください。
福岡では、13日日曜は次第に雨が降るので、花粉の飛ぶ量は、土曜よりもワンランク下がるでしょう。花粉症の方は、少しだけホッとできそうですが、それでも花粉の飛ぶ量は「多い」予想ですので、対策を続けてください。
また、北陸や東北南部でも、スギ花粉が飛びやすくなるでしょう。金沢は、12日土曜~14日月曜は、連日「多い」予想です。仙台は、12日土曜以降、「やや多い」日が続くでしょう。新潟は「少ない」予想ですが、花粉に敏感な方は、少しの花粉でも、症状がでるおそれがあります。早めの花粉対策がおすすめです。
●外出時の花粉対策 服装編
花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。以下のように、服装を工夫することで、花粉を防ぐ効果が期待できます。
① 洋服は、素材によって、花粉が付着しやすいものと、付着しにくいものがあります。一般的にウール製の衣類などは、木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。
② 花粉が付着しやすいのは、洋服だけでありません。露出している頭や顔は、つばの広い帽子をかぶると、花粉が付着する量を少なくすることができます。髪の長い方は、まとめるだけでも、効果的です。また、手袋をすると、手に付着する花粉を減らすことができます。